■展覧会名:Vertical /
Horizontal
■出展作家:桑島秀樹
■会期:2008年5月2日(金)-31(土)
※日月祝日休廊
☆オープニングパーティー:初日19:00〜
■営業時間:11:00-19:00
■会場:ラディウムーレントゲンヴェルケ
■住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
■tel/fax:03-3662-2666
■URL:http://www.roentgenwerke.com
どこにでもあるクリスタルグラスを通して重ねあわされるのは、 色彩を奪われ単純化された光と闇。
慎重なフォーカスと緻密な露出、プロセッサが悲鳴をあげる 膨大な量のレイヤーとの格闘によって巨大な印画紙に焼きつけられた
「優雅な暴力」。
シャッターが切られる時には既に全ての構成が済んでいるという、 曼陀羅を思わせるその深淵は、鑑賞者を力づくに内側へと引きずり込む。
これほどまでにその発表を待たれたアーティストがいただろうか? 桑島秀樹、再起動。
この度株式会社レントゲンヴェルケは、日本橋馬喰町ラディウムに於いて、
大阪在住のアーティストである桑島秀樹個展、'Vertical / Holizontal'を
開催する運びとなりました。 2004年6月、レントゲンの13周年記念展として開催され、
大好評を博した'THE WORLD'以来、実に3年9ヶ月ぶりの新作発表/個展です。
作家の桑島秀樹は1964年に大阪で生まれました。作品とはまた違う豪放磊落な魅力とエネルギーを持つアーティストです。
'Vertical / Holizontal'のシリーズは、'THE WORLD'のシリーズ名で2002年にスタートしました。
仕上がりを綿密に想定し、慎重に並べられたグラスやデキャンタを 大判のカメラにて撮影、精度の高いデジタル技術で
ガラスの透明感を生かした多層レイヤーを大型の印画紙に 銀塩写真と同様の方法でプリントする、という技法をとっています。
曼陀羅をも思わせる複雑で重厚なその画面は、見る人をその内側に引き込む
シンプルな力強さを持っています。
2004年までに発表された作品は、初代森美術館館長・David ELLIOTT氏や、
高橋コレクション、ルイ・ヴィトン-モエ-ヘネシーなど、 言わば「目の肥えた」所へおさめられていきました。
それからの3年9ヶ月の沈黙は、その内側へのエネルギーを更に増強するものでした。
'Vertical / Holizontal'は、という当たり前のタイトルは、 常に自作に対する厳しい姿勢を崩さない桑島の、
写真に対する率直で真摯な姿勢を示唆するものです。 最小の作品でも65x150cm、最大では100x300cmという巨大なサイズは、
桑島の溜めに溜めた膨大なエネルギーを象徴しているかのようです。 そのタイトル通
り、タテ構図、ヨコ構図の作品、あわせて7点が、 3月にオープンしたばかりのラディウム、5月の壁を埋め尽くします。
レントゲンヴェルケが満を持してお送りする展覧会、 桑島秀樹個展、'Vertical
/ Holizontal'、是非ご期待下さい。