■展覧会名:"UNFINISHED ELIXIR" 未完のエリクシール
■出展作家:石川結介
■会期:2009年8月1日(土) - 30 (日) 
☆月曜休廊 
☆オープニングパーティー:初日16:00-
■営業時間:11:00-18:00
■会場:藝術倉庫
■住所:栃木県那須郡那須町高久丙3227-1
■tel/fax:0287-77-0033

石川結介(1977生)は、昨年3月のラディウム・グランド オープニングにおいて
ダイヤモンドをモチーフとした作品で空間を華々しく飾ったアーティス トです。
今回の個展でも、石川の持ち味である鮮やかな色彩の世界が織りなされます。


"UNFINISHED ELIXIR"未完のエリクシール

時に劇薬として
時に媚薬として
時に万能薬として

"Elixir( エリクシール)" とは錬金術で使われる霊薬の名称であるが、
その成り立ちはきわめて思想的であり、むしろそれを繁栄させるがごとく存在している。
その目的とは、我々に生という物を感じさせる事 潜めたる理想や欲望を さらけだすのではなく己に据えて、
かつ、消化させることである。

壁画を作る事は、思想をさらけ出すというよりも、己の中に据えるという事の方が正しい。
それはオープンであると同時にクローズでもある。
その心地は制作が終わる時よりも、むしろその行為が継続している状態の方が強く感じる。
それは終わりない境界線を力強く飛び越えているような、つなぎ目の無い快楽を感じる。
そしてその経験はたとえ壁が白く塗りつぶされようとも消える事は無いのだし、そのことによってむしろ純化されてゆく。

日本にはモ 秘仏モ という文化が存在する。
様々な形式があるが、その中には、住職一代につき一度しか公開が許されていないものもある。
つまり80年に一度程度。我々が生きている間に見る事が出来るのもほぼ1度きりである。
そしてその秘仏は写真という形でも公開されない。

情報に埋まる現代において、秘めるという事が麻痺してしまっている
我々の中にそうした体験が生まれる事は少ない。
しかし、そうした事に向き合う機会を失う事は、決して歓迎されることではないはずだ。

決して形を残す事を否定しているのではないが。
しかし形ある物に常に寄りかかっていては、僕はうまくバランスがとれない。

石川結介


本展覧会は藝術倉庫に於いての個展となります。 都心からはいささか距離があるとは言え、のびのびとした自然の中、広く、また高い天井の展示空間をフルに使いお客様にゆったりと時間をかけて、作品と作家の放つエネルギーを存分 に吸い込んでいただけるような空間です。
那須での一夏の時間をご堪能下さい。

展覧会初日8/1(土)16:00〜、前述の故小笠原氏のトレード マークであった帽子と髭から名付けた例年の夏祭り
"帽髭忌(モーシンキ)"とあわせ、出品作家を囲んでのオープニ ングパーティーを開催いたします。

◇◇夏期休廊のお知らせ◇◇
誠に勝手ながら、夏期メンテナンスの為 ラディウム-レントゲン ヴェルケ(東京、馬喰町)は休廊致します。
■休廊期間:7/26(日)- 9/3(木)
※休廊期間中は那須・芸術倉庫にお問い合わせ下さい。
■tel/fax:0287-77-0033