■展覧会名:「Dead
Paintings - 杉山卓朗、彦坂敏昭二人展」
■出展作家:杉山卓朗、彦坂敏昭
■会期:2012年2月17日(金)-3月24日(土)
※3月10日(土)は都合により休業いたします。
※日月祝日休廊
☆オープニングパーティー:2012年2月17日(金)19:00-
■営業時間:12:00-20:00
■会場:ラディウムーレントゲンヴェルケ
■住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
■tel/fax:03-3662-2666
■mail:info@roentgenwerke.com
【展覧会開催にあたって】
本展覧会では、抽象性の高い絵画を描く作家、杉山卓朗と彦坂敏昭をご紹介いたします。
彼らは、それぞれに絵画の在り方を模索し、独特のスタイルを確立していますが、
共通しているのは、表現の手段である線や色に対する法則性や関係性を重要視し、
そこに最終的な帰着点をもっていることです。
展覧会タイトルとなった"Dead
Paintings"は、この展覧会をキュレーションしたレントゲンヴェルケ
代表池内務が、彼らの表現に共通するキーワードとして名付けたものです。
本展覧会にて、杉山、彦坂両氏が指向する絵画の新しい価値をご高覧いただけますと幸いです。
【Dead Paintingsステートメント(抜粋)】
「生き生きとした表現」良く使われる言葉である。
優れた作品に対する賛辞として、この言葉を使う機会は非常に多い。
...
一方、生き生きとしたものはやがて衰えを迎え、朽ち、崩れ、失われる。即ちは死である。
生きている、という事はやがて迎える死というものと必ず直面しなくてはならない。
私達の社会に於いて通常は生から死への移行は負のものとして取り扱われ、忌むべきものとされている。
...
しかしながら、科学的にみた時、死、それ以降の変容というものは存在しない。
即ちは死は永遠であり、その象徴と見ることもできる。
逆説的に言えば最初から死んでいる事、そこには最初からその永遠性が閉じ込められているのではないか。
それは過去、又は現在ではなく、未来を最初から内包している事になりはしないだろうか。
それが「Dead Paintings」開催の思いへと繋がっていく。
作家は敢えてレントゲンヴェルケの外部から選ぶ事とした。
死という題材には、冷静な客観性を必要とすると考えたからである。
複雑系などの科学理論を描画システムとして取り込み、ルールに従って描かれる彦坂敏昭の作品。
色と形が複雑に絡み合いながら、三次元の空間性を随所で破綻させ、はからずも二次元を露呈させる杉山の作品。
彼らは、これら関係性や規則性そのものを表象しているのであり、表現されるべき対象や思想はその下に埋葬され、
彼岸の彼方である。つまり、二人の作家達の 作品に共通するのは、正しく死んでいる、という事である。
冒頭に述べた通り、それらは最初から永遠性を獲得しているのである。
池内務
【作家紹介】
■彦坂敏昭 (Hicosaka Toshiaki)
プロフィール
1983 愛知県豊川市生まれ
(現在、東京都在住)
2005 京都造形芸術大学
情報デザイン学科 卒業
[主な受賞・助成]
2003 蒼山会 創作研究補助制度
(京都)
より助成金を受ける
2008 「shiseido
art egg #2」入選
2009 ポロック
クラズナー財団 (ニューヨーク)より制作支援を受ける
2010 「展覧会ドラフト2011」京都芸術センター(京都)
[主な個展]
2007 ARTISTS
ON BOARD - 2つの展覧会-ハ岩熊力也 彦坂敏昭 (TAMADA PROJECTS ARTSPACE
/ 東京)
2008 テサグリの図画
(資生堂ギャラリー /
東京)
2009 ARKO2009
彦坂敏昭 (大原美術館
/ 岡山)
2010 [ルール][レーレ][ローロ]
(AISHO MIURA ARTS /
東京)
[主なグループ展]
2005 京都府美術工芸新鋭選抜展2005
新しい波 (京都文化博物館)
2006 大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2006
(越後妻有地域、新潟)
2008 MOTアニュアル
2008 解きほぐすとき
(東京都現代美術館)
Twenty. (
Dazed and Confused / ロンドン)
2009 BAROCK
PLASTIK (I-MYU Projects
/ ロンドン)
RAIN MEETS THE SUN
(M.K. チュルリョーニス国立美術館
/ リトアニア)
neoneo展 Part1[男子]-ネオネオ・ボーイズは草食系?
(高橋コレクション日比谷
/ 東京)
2010 No
Man's Land - Nouvelle M師amorphose du Lieu (旧フランス大使館
/ 東京)
discolage -
ものの組み合わせには何かルールがありますか。
(YUKA CONTEMPORARY / 東京)
2011 TRANS
COMPLEX - 村山悟郎 彦坂敏昭(京都芸術センター、AISHO
MIURA ARTS / 東京)

作家名:彦坂敏昭
タイトル:アディダス
制作年:2012
サイズ:110 × 156
cm
素材:ジグレ、鉛筆、顔料、水彩、ペン/紙
制作協力:Tool
■杉山 卓朗 (Takuro Sugiyama)
プロフィール
1983 千葉県に生まれる(現在兵庫県在住)
2004 大阪美術専門学校卒業
2005ハ大阪美術専門学校研究科修了
[主な個展]
2004 星 (オソブランコ・大阪)
2006 せん (オソブランコ・大阪)
2007 possibility
(space gallery roundish・大阪)
2008 Hyper-Geometrism
(YOD Gallery・大阪)
2010 PLUS
"MASS" (YOD Gallery・大阪)
[主なグループ展]
2004 第16回日中作品交流展
(上海大学)
2007 日韓交流展 (Mooee
Arts Center・平昌・韓国)
2008 ART
OSAKA (堂島ホテル・大阪、'09、'10)
2009 アートフェア東京2009
(東京ビルTOKIA
ガレリア)
ULTRA 002(スパイラル・東京)
2010 Under
100 (YOD Gallery・大阪)
アートフェア東京2010
(東京国際フォーラム)
YOUNG ART TAIPEI
(Sunworld Dynasty Hotel・台北、'11)
art gwangju 2010
(KDJ Convention Center・光州・韓国)
2011 Asia
Top Gallery Hotel Art Fair HK (Mandarin
Oriental・香港)
手練~巧術其之貳 (スパイラル・東京)
アートフェア東京2011
(東京国際フォーラム)

作家名:杉山卓朗
タイトル:無題 / Untitled
制作年:2010
サイズ:193.9 x 130.3
cm
素材:アクリル、キャンバス